
水面のように、お話を受け止める
「みなも」とは、水の表面のこと。風が止んだ朝の堀川や、夕方のため池に張られた、あの静かな膜のことを指します。
法律相談にいらっしゃる方は、たいてい何かしらの揺れを抱えていらっしゃいます。離婚を切り出すべきかどうかの揺れ、相続をめぐる兄弟の揺れ、事故の後遺症と保険会社のやり取りに対する揺れ。その揺れを、いったん受け止める場でありたい。波風が立った水面を、もう一度、そっと凪に戻すような場所でありたい。そんな願いを込めた名前です。
水面は、こちらが何かを足さなくても、空を映します。お話しをうかがう私たちも、そうありたいと考えています。先回りして結論を置かず、まずはご事情をそのままお預かりする。映し出されたものを、ご一緒に眺めるところから始めます。
透明であること、凪いでいること、光をきちんと映すこと。この3つは、当事務所が業務の隅々まで持ち込みたい姿勢でもあります。費用の説明も、進行の見通しも、不利な事実のお伝えも、表面を濁さずに行う。「みなも」という名前は、その自戒の意味も込めています。